浜松ダヴィンチキッズプロジェクト
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Report-活動報告-

2013年10月28日 【コア研究プログラム】

キッズが「浜松市中学校総合文化祭」で研究を発表しました!

 10月20日(日)に、アクトシティ浜松大ホールで「第11回浜松市民文化フェスティバル 浜松市中学校総合文化祭」が開催されました。キッズの露木 愛さんが、浜松市立東部中学校を代表して出場し、日頃研究を重ねている「ドジョウ飼育と水耕栽培」について発表しました。

2013年10月15日 【基本概念習得プログラム】

基本概念習得プログラム②「ぎったんばっこん!ふしぎな電磁シーソー」

 10月12日(土)、静岡大学浜松キャンパスにて、ダヴィンチキッズプログラム基本概念習得プログラム②「ぎったんばっこん!ふしぎな電磁シーソー」が開催されました。講師は、静岡大学工学部電子物質工学科の早川教授と立岡教授で、学生がスタッフとして参加。今回出席したキッズは、親子ペアになって工作に挑戦しました。

電磁シーソー
(考案者:岐阜工業高等専門学校・羽淵先生)


 この電磁シーソーは、永久磁石と電磁石の反発力を利用したものです。シーソーが下がると、電極がくっつき電流が流れて電磁石になったものが、シーソーに取り付けられた永久磁石と反発してシーソーを浮き上がらせ、上下運動を続けていくという仕組みです。
 早川教授から電磁シーソーの原理や工作の進め方などを聞いた後、キッズたちは親子で協力し合い、講師のお二人と学生スタッフの力も借りて、着々と製作を進めていきました。
 



(左)はんだ付けにも挑戦しました         (右)完成!



 
 はんだ付けや細かい作業も多く、やや難しい工作でしたが、キッズたちは電磁シーソーを完成させました。シーソーが動かない場合は、その原因を考えて改善。そのプロセスも大いに勉強になったようです。
 
 次回の基本概念習得プログラムは、12月7日(土)です。アイソン彗星観望会と惑星の軌道について学びます。 
 11月にはテクノフェスタin浜松でおもしろ実験の手伝い、名古屋へのフィールドワークも予定しています。キッズたちの活躍にご期待ください!
2013年10月02日 【多様性体験プログラム】

多様性体験プログラム② 「富士湧水の里水族館・忍野八海・富岳風穴」

 9月21日(土)に、多様性体験プログラム②が開催され、富士湧水の里水族館・忍野八海・富岳風穴を訪れました。
 今回の研修テーマは「自然」。キッズたちは、水のきれいさやこの地域に生息する魚の種類の多さに驚いていました。日頃当たり前だと思っていることでも、じっくりと観察したり、実際に体験すると確実な知識となっていくので、キッズにとって大変よい研修になりました。

<参加者からの感想>
 富士湧水の里水族館:富士山近くに生息する淡水魚を主に展示した、全国でも珍しい水族館。水槽内では流れの速さが調整されているため、魚が留まっているように見えて観察しやすかった。
 忍野八海:富士山の保水力、濾過力を実感できた。自然の偉大さがわかる場所。どのようにして湧水池ができたかという説明があり、わかりやすかった。
 富岳風穴:青木ヶ原樹海で方位磁針や携帯電話を使って、「方位磁針が使えない」という俗説を科学的に検証した。万年氷を夏に江戸城まで運んだという話は知っていたが、実際に見て実感できた。

2013年09月17日 【全体】

コア研究プログラムダヴィンチキッズプロジェクト中間発表会

 9月14日(土)、浜松ダヴィンチキッズプロジェクト中間発表会が開催されました。1人5分程度の持ち時間で、自分達の研究内容を発表していきました。
 今年も、海水と土に関する研究、ドジョウ飼育と養液栽培、風やカエルの体色変化など、多種多様で興味深い内容の発表でした。

 
 

 キッズの皆さんは、パワーポイントで作った資料を示しながら、日頃の研究を堂々と説明していました。ご出席いただいた学校の先生方からの質問にもハキハキと答えたり、アドバイスをもらって目を輝かせてたりしていました。
 
 中間発表で大いに得るものがあったことと思います。2月の成果報告会に向けて、今の研究をさらに深く追究し、磨きをかけてくださいね。
2013年07月30日 【基本概念習得プログラム】

基本概念習得プログラム①「水質調査」が開催されました

 7月27日(土)、静岡大学浜松キャンパスにて、ダヴィンチキッズプログラム基本概念習得プログラム①「水質調査! 酸性・アルカリ性とイオンで環境を考える」が開催されました。酸性・アルカリ性などの基本概念を学んだ後、実際に様々な環境の水のpHやイオン濃度を測定するというものです。

 まずは、藤間先生の「水の話」「酸性とアルカリ性」という講義から。水に含まれる水素原子1個の重さは非常に軽く、水素1gに換算すると「6×10の23乗」(アボガドロ数)になることや、アボガドロ数だけ集まった原子や分子の集まりを「1モル(mol)」ということ、「pH=7」を境に酸性とアルカリ性に分かれることなどを学びました。



 内容は多少難解でしたが、「10の2乗=10を2回かけて2を肩にのせたもの(べき乗)」や「すっぱいものは酸性、手が荒れるハイターはアルカリ性」など、藤間先生のわかりやすい説明に、キッズたちは熱心に聞き入っていました。

 基本概念を習得後、いよいよ測定です。ペアになり、「LABQUEST」(記録装置)とpHセンサーを使い、①純水、②水道水、③佐鳴湖の水、④自宅から持ってきた水(お風呂の残り湯、飼育中の生物の水槽の水、海洋深層水など)のpHを3回ずつ測定しました。

 

 最初のうちは、LABQUESTやpHセンサーをぎこちなく操作していたキッズたちでしたが、次第に慣れ、手際よくこなしていきました。同じ水でも、環境によってpHが全く異なることがわかりました。

 次に、4つのテーブルにそれぞれ置かれたパソコンを使い、①塩化物イオン、②硝酸イオン、③カルシウムイオン、④アンモニウムイオンを測定しました。こちらでも様々な測定値が出て、キッズたちはなぜその数値になるか考えていました。



 「佐鳴湖と浜名湖の水質を比べたい!」「お風呂の残り湯は家族構成で全然違う」など、水質調査を楽しみつつ、化学の基礎を身につけたキッズたち。今後も身近な環境の水について興味を持ち、環境問題を考えてみてくださいね。
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