Vol.7 村田 昌樹さん
プロフィール1963年 浜松市生まれ |
これまでの道のり子供の頃から特に理科が好きだったというわけではなく、大学も文系へと進みました。建築の仕事に携わるというよりは、どちらかというと面白い仕事をしている会社だな、という感覚で今の会社に転職しました。 |
講座内容についてもともとは家づくりを考えているお客様に対して、OMソーラーの説明と一緒に、暮らしの中の温度やエネルギーの話をしていました。それが現在の子供から大人まで幅広い方々を対象にした講座内容のベースになっています。 |
等身大の科学に興味を持って欲しい最近では子供の頃からハイテクな機器に囲まれて生活していますが、まずは等身大の科学や技術に興味を持って欲しいですね。 |
好きな言葉好きな言葉は「パッシブデザイン(Passive Design)」です。 |
あとがき村田さんは、さまざまな年齢層や分野の方々と関わっていますが、一つ一つの出会いからまた違うつながりへと広がっているのは、村田さん自身がまず「受け入れること」の出来る人だからだと思います。お話をしている時もとても自然体で、こちらも心地よい時間を過ごすことができました。 |
Vol.6 竹原 克紀さん
プロフィール1954年 和歌山県新宮市生まれ |
ヤマハ発動機㈱でのお仕事ヤマハ発動機㈱でこれまで育んできた人材や技術などのノウハウを生かし「将来を担う人たちの育成」「地球環境の保全」「交通安全普及」「地域社会の課題」などを主とした社会貢献活動を行っています。中でも、モノを動かす科学の分野での研究開発を活かして、子供たちに学校では体験できない工作・実験教室を開催し、モノづくり・科学の楽しさや学問的な分野での知識の普及・啓発する活動を進めています。 |
ボートのふしぎ発見教室まず、子供たちに浜名湖・遠州灘・天竜川等と豊かで恵まれた水辺といった自分の住んでいる地元の特徴を知ってもらいたい。それを背景に「ボートのふしぎ発見教室」では、船がなぜ浮くのか?や、船の形と進むスピードについてなど船の仕組みを、料理で使う中華なべや紙コップなど身近な道具を使った水槽実験で学びます。その後、クリアファイルを使って実際に簡単な船を各自で制作して参加者同士でレースをします。 |
体験して学んで、その先へ。教室に参加してただ面白かっただけで終わってほしくないという気持ちがあります。 |
大事にしているコト教室で指導する時、参加してくれる人達の気持ちを一番大事に考えています。 |
あとがきインタビュー取材当日はとても爽やかな青空の下、浜名湖での野外イベント内で「ボートのふしぎ発見教室」が開催されていました。 |
Vol.5 大石 由賀利さん
プロフィール1964年 浜松市生まれ |
こんにちは、香りの博物館です。磐田市香りの博物館は、人類の歴史とともに豊かな文化を築いてきた「香り」をテーマとする、世界でも珍しい香り専門博物館です。 |
わたしの仕事香りの博物館では現在、企画展「ヴェネチアン・グラスの輝き」を開催しています。(6月27日迄)年に4回開催するこのような企画展の内容を決め、展示やポスターのデザインを構想する仕事を中心に、香りに関連する数々のイベントや講座を企画し開催する業務も行っています。企画展は、お客様が「行ってみたい!」「来てよかった!」と思っていただける内容へと心がけています。 |
香りのエトセトラ!ふと感じた香りで何かを思い出す事ってありませんか? |
目には見えないけれど私たちは、普段色々な香りに囲まれて生活をしています。目には見えないけれど、香りは日常生活を彩りより豊かなものへと導いてくれる不思議な力があると思いませんか? |
あとがき香りの博物館へ訪問する度に、館内にほんのり漂う良い香りと魅力溢れる素敵な展示にいつのまにか癒され、五感の「かぐ」「みる」がフル稼働しているのがよくわかります。大石さんは仕事柄いつも香りに囲まれて過ごしていますが、日常生活でも朝起きてアロマオイルをたくそうです。しなやかな振る舞いは、きっとそんな日常から作られているのだな、と同じ女性として見習いたい・・・と思いました。世界的にも珍しい香りの博物館、是非皆さん足を運んでみて下さいね! |
Vol.4 中桶 悟光さん
プロフィール中桶 悟光(なかおけ のりみつ) |
「偏光アート」の誕生10年以上前に彩雲と偏光虹を見たとき、なぜかこの現象を解明しなくては!という使命感に駆られました。それはまるで天からのお告げのような感覚。(笑)そこから一日も欠かさず研究を続け、青空偏光を観測する条件などが分かってきました。 |
自分でものをつくる偏光アートは、自分で好きな図案を描きセロハンを切り取り、偏光板に挟むだけで完成、とっても簡単です。無色透明のセロハンからは彩り鮮やかな色が出て、組み合わせ方や形も自由なので、世界に一つだけのオリジナルの作品を作ることが出来ます。 |
地球を救う!~全国、世界へ~私の研究、青空偏光は空を見ることから始まります。それは大気汚染で毎年300万人が亡くなっている現状を知り救う術を考えるきっかけになります。 |
まさかづくし、です山登りを始める前は、まさか自分が山登りをするなんて思ってもいませんでした。しかし、それがきっかけで偏光虹に出会い、今度は偏光アートを開発するなんてそれこそ思いもよらないことで…偶然の重なりによって今日まで来(てしまい?)ました。(笑) |
あとがき「暇つぶしで始めたことだよ。」と偏光の研究について笑いながら話す中桶先生。(“先生”とRAIN房スタッフはいつも呼んでいます。)とは言っても、偏光虹とのビビビっときた出会いから、10年以上にも及ぶ研究と現在の偏光アート教材開発まで、情熱なくしては決してここまで辿りつけることは出来なかったと思います。先生は、来年1月に72歳のバースディーを迎えます。トレードマークのファッション?「半パンスタイル」と小走りで元気に駆ける姿は、まるで先生の研究人生を映しだしているかのようです。 |
Vol.3 山中 恵美子さん~
プロフィール山中 恵美子(やまなか えみこ) |
ガレージセールから始まった大阪から浜松に引っ越した際に出た不要品をガレージセールに開いて売りました。当時はものをボンボン捨てていた時代で、不要品を売るなどみっともない!と言われる事もありましたが、興味を持ってくれる人が沢山いて口コミで広がり、いつのまにか友達やまわりの人のガレージセールをコーディネートするようになっていました。(笑) |
浜松市西部清掃工場 えこはま浜松市西部清掃工場建設にあたり、市民主体の環境啓発施設が必要だと考えていました。そんな中、これまでの私たちの環境活動で培ってきた経験や知識が活かされることになり「エコライフはままつ」が誕生しました。 |
「環境」という言葉「環境」という言葉は、23年前の日本の生活の一部にはありませんでした。長い間環境保全推進活動を続けてきて、やめなかったことで時代がやっと追いついてきたと思っています。 |
幸せとは活動の一環で、不要になった楽器を海外の子供たちへ届ける事業を実施しています。海外諸国(マダガスカルやラオス等)を訪れて、楽器を受け取る時の子供たちのとっても嬉しそうでキラキラした笑顔や彼らの生活を目の前にして、「なぜ生きるのか」という事をいつも学び気づかせてくれます。 |
あとがきインタビュー中、終始笑顔で元気にお話されていた山中さん。12年前にがんを発症し闘病生活をしながら活動を続け、大学にも4年間通ったお話を伺った時はとても驚いてしまいました。 |
Vol.2 石塚 稚人さん
プロフィール石塚 稚人(いしづか わかと) |
理科との出会い理科を好きになり関心を持ち始めたのは、小学6年生時の担任の先生(小畠先生)との出会いがきっかけです。 |
小学校から天文台へ小学校で13年間教員として勤務し、天文台に配属してから2年になります。学校では目の前にいる子どもたちが中心でしたが、天文台では子どもから大人まで幅広い方々と接するようになりました。 |
今後の人生いずれはまた教員として小学校の現場に戻りたいと考えています。 |
大切にしていること私は大切にしていることが3つあります。 |
あとがき石塚さんとお話して、「星がキレイだな」など素直に感じる心はいつまでも大切にしたいと思いました。人生の中で何か心に響くものに出会えるというのはロマンがありますね。最後の「3つの愛」のお話も素敵でした。 |