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【リポート】浜松RAIN房講演会「植物たちは、すごい!」のリポートです(2015-02-09)
  1月24日(土)に、静岡大学浜松キャンパス内佐鳴会館会議室にて、浜松RAIN房 講演会「植物たちは、すごい!」を開催しました。講師としてお招きしたのは、甲南大 学理工学部教授で「植物のあっぱれな生き方」「植物はすごい」等の著者である田中 修先生。田中先生は、いかに植物の持つ能力が優れているのか、たくさんの映像を 用いて説明してくださいました。その中から、主な内容をご紹介します。

植物のすごい生産能力
  私たちの主食の原料となっている「でんぷん」。植物によって、根から吸った水と空気中の二酸化炭素を材料にして、太陽の光を利用して作られています(=光合成)。
  現在の世界の人口は約71億4000万人。今後、深刻な食糧不足に悩まされると言われています。人間が光合成できたら、この問題は解消されると思いませんか?残念ながら、現在の人間の力ではでんぷんを作ることができないそうです。
  植物は、自分で必要な物質を生産し、それによって、地球上のすべての動物の食料が賄われているのです。田中先生曰く「我々は謙虚に植物から多くを学ぶべき。私たちの科学は、1枚の小さな葉っぱに及ばない」。たしかに、すごい!

植物は時間を知っている
  植物は、暑さや寒さといった都合の悪い環境では「タネ」となって耐え忍び、ちょうどよい時期になると発芽し、花を咲かせるそうです。それは、「夜の長さの変化」を知っているから。夜の長さの変化は、温度の変化より2ヵ月先行します。例えば、一番寒い時期(2月)が、最も夜が長い冬至(12月)の2ヵ月後に訪れることを、植物は知っているのです。 
  早すぎる時期に花を咲かせてしまうと、残せるタネが少なくなる。逆に遅すぎると、タネを残せない可能性がある。そのため、正確に時間を感じ取り、タイミングよく花を咲かせているそうです。
  ここでクイズ。「1年中キクを咲かせたい場合はどうしたらよいでしょう?」。答えは「電灯などを照らし、夜の長さで季節をごまかす」です。これは「電照栽培」という栽培法で、主にキクとイチゴに使われています。

イネの研究から生まれた「タネなしぶどう」
  馬鹿苗病とは、ひょろひょろと長く伸び、倒れやすく、お米を実らせることなく枯死するイネのこと。要因は「ジベレリン」という植物ホルモンで、成長促進効果があります。この働きを利用しているのが「タネなしブドウ」。タネがあるブドウの場合、受粉することで子房の中にタネができ、子房がふくらんで実になりますが、ジベレリン処理したブドウは、受粉しなくても実を作ることができるのです。
  1926年に、馬鹿苗病の研究を行っていた技師の黒沢栄一氏が「ジベレラ」を発見。その後、化学者の藪田貞治郎教授らによって化学構造が明らかにされ、「ジベレリン」と命名されました。日本が世界に誇れる科学的業績の一つと言われています。

キクをやさしくなぜて育てたら…?
  またまたクイズです。「キクをやさしくなぜて育てたらどうなる?」。答えは「大きく美しい花が咲く」。植物は刺激を受けると「エチレン」という成熟ホルモンを作り出し、太く短くたくましい茎になります。そこに、自分が支えられる大きさの花が咲くわけです。
  ちなみに、エチレンは、植物を成長・熟成させるために必要不可欠なものですが、摘果後もエチレンガスとして出続けるため、自らも周囲の植物も老化させてしまいます。それを防ぐため、野菜や果物を流通・貯蔵する場合に「エチレンガス吸収剤」が使われています。

植物の能力を利用
  植物は、虫にかじられたり傷つけられたりすると、追っ払うための「防御物質」を出します。これを応用して、私たちに身近な薬品などが作られています。
  蚊取り線香は、シロバナムシヨケギク(除虫菊)に含まれる殺虫成分「ピレトリン」(合成ピレスロイド)を利用。クスノキに含まれる成分である「樟脳」は、かつて強心剤(カンフル剤)として使われていました。また、ナンテン(ナンディニン)には殺菌効果があるため、咳止め薬として知られています。
  なかでも、頭痛薬「アスピリン」は、ヤナギ(サリックス)の樹脂に含まれるサリチル酸(抗菌・解熱・鎮痛効果)をアセチルサリチル酸に合成したもの。1897年にドイツのバイエル社から発売され、現在も年間およそ5トン、約1000億錠が生産されています。

  最後に、田中先生から、お父さんお母さん方に向けて「子供の“不思議を感じる能力”を育ててあげることが大事。一緒にその不思議を考え、その時わからなくても、後日わかったら教えてあげたらよい。またいつか何かが生まれるから、芽を摘まないでほしい」とのメッセージをいただきました。
  関西弁で優しげな田中先生のお話は、とてもわかりやすく、子供から大人まで熱心に聞き入っていました。質疑応答タイムでは、次々と質問が寄せられ、それに対して田中先生がていねいに回答してくださいました。多くの方々にとって、実りの多い講演会となったようです。
  ご来場いただいた皆様、そして田中先生、ありがとうございました。

       


【リポート】ロボットコンテストのリポートです(2014-02-20)
 平成26年2月16日(日)に、アクトシティ浜松展示イベントホールでロボットコンテストが行われました。

◆静岡大学工学部の1年生560名が、1年間のものづくり実習の成果として製作したロボット作品を競い合いました。今年は9つのテーマに分かれ、テーマごとにチーム対抗戦が行われました。どれも力作揃いで、会場内の至るところで熱い声援や拍手が響き渡っていました。

    
<テーマ>
1玉入れロボ 2おそうじロボ対決 3月面探検 4協調荷運びロボット
5迷路通り抜け競争 6木登り競争 7風船割りロボット
8メビウスリング巡回ロボ 9ロボットバトル2013

◆同時開催として、浜松RAIN房でも成果発表のパネル展示とものづくり教室を実施しました。
 「ものづくり教室」は5つのテーマで、浜松RAIN房参加機関による「虹の万華鏡」「偏光アート」「紙飛行機」と、浜松RAIN房スタッフによる「逆立ちこま」「UVチェッカー&UVチェックカード」を実施しました。 
 どれも気軽に工作を楽しみながら理科の知識が得られるという内容で、すべてのブースに参加する子供も多くいて、会場は賑わっていました。

      
     

 来年のロボットコンテストもぜひご期待ください。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
 





【リポート】平成25年度浜松RAIN房講演会のリポートです(2014-01-30)
 1月25日(土)に、静岡大学浜松キャンパス内佐鳴会館会議室にて、講演会「宇宙人の正しい見つけ方」が開催されました。
 講師には、兵庫県立大学西はりま天文台の天文科学専門員で、「ぼくが宇宙人をさがす理由」の著者である鳴沢真也さんをお招きしました。


 「宇宙人はいると思いますか?」。大多数の参加者が手を挙げたことを受け、鳴沢先生は「どうやって探すか?」「みつかったのか?」「なぜ探すのか?」などと順を追って説明されました。
 
 星の数は星の数ほど存在し(1000億個×1000億個!)、海があれば生命が誕生すると考えられているので、宇宙人はどこかに存在するだろう。では、探すしかない-。
 そこで、電波を利用し、宇宙人が発信している電波を受信しようとする活動が行われています。これをSETI(セチ、地球外知的生命探査)と呼び、1960年に最初の観測「オズマ計画」が行われて以来、アメリカを中心に100以上のプロジェクトが実施されてきたそうです。鳴沢先生は、その中の一つ「ドロシー計画」(史上初の世界合同SETI、2010年)のプロジェクトリーダーを務められました。

      

 実際に、オハイオ州立大学の電波望遠鏡「Big Ear」が宇宙から来たラジオのような電波を受信(Wow!シグナル、1977年)し、2020年頃にオーストラリア・南アフリカで観測開始予定の「SKA」(数千個のアンテナを並べて宇宙を観測する電波干渉計)では、もし太陽系近くの星に文明があって、テレビ電波を送信していれば受信できると考えられているそうです。夢のようなお話ですが、実現する日は意外に近いかもしれませんね。

 では、いつ見つけられるのか。知的生命への進化は非常に難しいため、現代の科学では可能性はとても低いそうです。「しかし、活動することに意味がある」と鳴沢先生。このような科学者の熱意が、科学を進歩させていくのだと実感しました。
 ちなみに、理想的なSETIが行える場所は月の裏側。「地球から見えない=地球からの電波が届かない」ので、人工的な電波による受信妨害がないと考えられています。ここでSETIを行うのが鳴沢先生の夢だそうです。

 わかりやすくユーモアたっぷりのトークで、子供から大人まで熱心に聞き入っていました。「いろいろなことがわかってうれしかった」「すべてのお話が興味深く、時間を忘れて聞きました」「とても楽しめました。夜空の星を見上げる時、少し見方が変わりそうです」などといった感想をいただきました。
 来年度も、科学への興味がますます湧くような、面白い内容の講演会を開催したいと考えています。ご期待ください。



【リポート】平成24年度浜松RAIN房講演会のリポートです(2013-03-12)
 平成25年3月10日(日)静岡大学浜松キャンパス内佐鳴会館会議室にて、第5回浜松RAIN房講演会「地球深部探査船“ちきゅう”で未来を掘る」が開催されました。
  
 講師には、日本海の地殻構造を研究し初めて科学掘削船に乗船したJAMSTEC地球深部探査船センター企画調整室の倉本真一さんをお招きしました。

 講演会は、プロジェクターや模型を使い「ちきゅう」の細かい説明や巨大地震や津波が起こるメカニズムを分かりやすくお話してくださり、先生の優しい人柄も垣間見えるお話でした。


 「ちきゅう」が青森の八戸に停泊中に東日本大震災が発生し、船内には見学に来ていた小学生も48人いて、高さ8mを超える津波に襲われたそうです。小学生達は翌日無事に救助されたそうですが、津波が来た時の緊迫感が「ちきゅう」の映像からも伝わってきました。
 「ちきゅう」(JAMSTEC)は地中を掘り、「はやぶさ」(JAXA)は遠い宇宙に向かう。行き先は全く逆なのにも関わらず、過去を知ることで最終的に“未来を知る”という同じ目的にたどり着いているというお話に興味をそそられた方も多いのではないでしょうか?


 質疑応答では何人もの方が質問しましたが1つ1つ丁寧に答えてくださいました。最後にバンダイから発売された「ちきゅう」の模型があたる抽選会もあり、とても盛り上がりました。

 来年度の浜松RAIN房講演会は平成25年11月~平成26年1月位の間で予定しており、近くなったらまたHP等でアナウンスします。次回もみなさんの興味が膨らむ講演会をと考えていますので、今回の講演会で科学などに興味を持たれた方はもちろん、まだ講演会に来た事のない方も、是非いらしてください!

 


【リポート】ロボットコンテストのリポートです(2012-02-20)
平成24年2月19日(日)アクトシティ浜松展示イベントホールでロボットコンテストが行われました。


◆静岡大学工学部の1年生が、一年間の実習の成果を披露します。
今年は7テーマあります。テーマごとにチーム対抗戦を行い優勝を目指して工夫を凝らしたロボットを作り、技を競い合います。





 ◆同時に、浜松RAIN房でも成果発表のパネル展示とものづくり教室を開催しました。
「ほんとうに逆立ちする 逆立ちゴマ」・「ほんとうによく飛ぶ 紙飛行機教室」・「フェアトレードビーズでストラップを作ろう」・「偏光アート教室」
の4教室が開催されました。
子ども達も楽しそうにコマや紙飛行機を作っていました。







【リポート】浜松RAIN房講演会のリポートです。(2012-01-30)
浜松RAIN房第4回講演会 「君たちにもできる!~身近な自然の再生~」

平成24年1月28日(土)に浜松科学館ホールにて、浜松RAIN房第4回講演会
「君たちにもできる!~身近な自然の再生~」が開催されました。

 富士常葉大学環境防災学部教授で、静岡放送ラジオ「山田辰美の土曜はごきげん」のパーソナリティーも務めていらっしゃる山田辰美先生をお招きしました。多自然型川作りやビオトープ作りなどの専門家であるとともにユニークな自然体験活動を自ら企画・実践する環境教育や自然遊びの指導者としても知られています。
 講演会では、コンクリートで囲まれた場所にどのように生き物を呼び込むかや、土や草木の大切さなどを、実際の例を交えてとても楽しくお話ししていただきました。



子ども達も熱心に先生に質問をしていました。

山田先生が棕櫚(しゅろ)の葉っぱで作ってくださったバッタです。とてもリアルで素敵です。他にも鳥や狐など、いろいろなものを作ってくださいました。

 自然の再生と言っても大げさなことをするのではありません。生き物たちにとってどのような環境が住みやすいのか理解して少し動くだけで、自分の身近に自然を復元することは可能なのだなと実感しました。庭に草木を増やしたり、グリーンカーテンを作るだけでも立派に生き物の住処になります。まずは少しの工夫で馴染みの生き物達を守っていくことから始めていけたらいいですね。


【リポート】平成22年度ダ・ヴィンチ・キッズ成果報告会のリポートです。(2011-03-02)
2月26日(土)に静岡大学次世代ものづくり人材育成センターにて、ダ・ヴィンチ・キッズ成果報告会が行われました。「ダ・ヴィンチ・キッズ」では地域の優れた理系人材を育成することを目的とし、今回、浜松市内の小中学生8名がサイエンス分野で自ら選んだ研究テーマで約1年間研究してきた内容/成果を発表しました。ダヴィンチキッズの子ども達の保護者、サポートしてきた浜松理科教育研究会の皆さん、浜松市長、浜松市教育委員会教育長をはじめとした各関係者など多くの方々にお越しいただきました。


会の始めに、浜松市長様より挨拶。浜松市はものづくりの街であり、将来リーダーとなって牽引するような人材に育ってほしいと期待を寄せていました。

小中学生ならではの視点と豊かな発想で研究内容のレベルも高く、発表者全員が市、県或いは全国で表彰されました。中には、小学校1年生のときから研究している子もいたりと、自分の研究に誇りを持って発表している姿もとても印象的でした。また、発表の最後には自分の研究をサポートしてくれた家族や浜松理科教育研究会の先生方に感謝の気持ちを伝えていて素晴らしいと思いました。

最後に、浜松市教育委員会教育長様より講評。一人一人の発表に対して、あたたかい励ましの言葉を述べられていました。

浜松理科教育研究会の大石先生はダヴィンチキッズの皆さんに「今日発表したことに自信を持ってください。」と会の終わりに声をかけました。
このような研究を通してサイエンスに対する知識を深めるだけではなく人としての成長や、さまざまな経験を自分の財産としながら広い世界へと羽ばたき輝いていってほしいと思いました。ダヴィンチキッズの皆さんがノーベル科学賞を受賞する日も近いかもしれませんね、これから楽しみです。



【リポート】ロボットコンテスト&浜松RAIN房ものづくり理科教室のリポートです☆(2011-02-24)
平成23年2月20日(日)にアクトシティ浜松展示イベントホールにて、静岡大学工学部1年生全員による「ロボットコンテスト」が開催されました。さまざまな種類のロボットは学生による工夫でいっぱいでした。



また同時開催で、浜松RAIN房参加機関による5種類の「ものづくり理科教室」と「浜松RAIN房支援事業の成果パネル展示」を行いました。沢山の方に参加いただきありがとうございました!ものづくり・理科を身近に感じていただくことが出来たと思います。これからも実際に自分の目でみて、手を動かす経験を沢山してくださいね☆



○ほんとうに逆立ちする逆立ちコマ
(静岡大学工学部 物理教室)



○ほんとうによく飛ぶ紙飛行機教室
(静岡大学工学部 ヒコーキ部)



○アフリカンビーズでストラップを作ろう
(KOSEIキッズクラブ)



○偏光アート教室
~オリジナルしおり作り~
(青空偏光観測会)



○2足歩行ロボットを動かそう!
(NPO法人 浜松ものづくり工房)



○浜松RAIN房支援事業の成果パネル展示

平成22年度に浜松RAIN房が支援した25事業についてパネルで紹介しました。展示をご覧になった方から「この地域でものづくり・理科に関わるイベントや教室がこんなに開催されているんだね。改めて知ったよ。」と声をかけていただきました。浜松RAIN房から市民の皆さんにより多くの情報をこれからも発信していけたらと思います。



【リポート】浜松RAIN房講演会を開催しました。(2010-12-02)
11月23日(火・祝)に浜松RAIN房講演会「ハヤブサの翼 イトカワの砂」を開催しました。今回、話題ということもありハヤブサについて関心が非常に高く、多くの方々に参加していただきありがとうございました。

始めに、浜松RAIN房の藤間教授が浜松RAIN房について紹介しました。

そして、ハヤブサプロジェクトメンバー(JAXA宇宙科学研究所)の國中教授、安部准教授のお二人にミッションの成果や技術、役割など詳しくお話をしていただきました。最後には参加者の皆さんからによる質問にも、丁寧に答えて下さいました。
①國中教授

②安部准教授

参加者による事後アンケートからも
「本来大変難しい研究をされているにもかかわらず、とても分かりやすい説明だった」
「技術だけでなく、今日の先生方のように情熱を持っていたからこそ実現されたプロジェクトだと知ることができとても感動しました。参加できてよかったです。」
また大学生の方からは、
「勉強に対するモチベーションが上がりました。ありがとうございました。」
など、大変好評でした。


ハヤブサの快挙によって、私たちが宇宙についてより広く深く知ることが出来るようになったということ、そして日本の科学技術は世界に誇れる素晴らしいものであるということ、またこれから若い人たちがそんな日本の良さを受け継ぎ、未知の分野にチャレンジ・探究しつづけていくことの大切さに改めて気づかされたように思います。


【リポート】浜松RAIN房上半期支援ものづくり理科イベント(9/12~9/23)(2010-09-30)
平成22年浜松RAIN房上半期支援事業として支援している「ものづくり・理科教室イベント」(9/12~9/23の間)へ行ってきました。今後も浜松RAIN房のHPをチェックして色々なイベントや教室に参加してみて下さいね☆


ものづくり教室
~「てんとう虫ロボット」をつくろう!~
(主催:浜松ものづくり工房)


このてんとう虫ロボットは、手のひらサイズで振動モーターと歯ブラシを使って前に進みます。ただ動くだけではなくライントレースやオルゴール演奏などが可能で、更には紙に書いたプログラムを読み込ませることも出来るんです!


細かい工程を親子で協力しながら、てんとう虫ロボットを丁寧に組み立てていきます。お父さんお母さんも真剣です!


完成したら、紙にあるパターンでプログラミングをして、てんとう虫ロボットを動かしてみます。自分でパターンを作ることもできるんですよ♪




工房開放2010
(主催:磐田市新造形創造館)


工房開放では「創る・観る・触れる」をテーマとして主に4つの工房(鋳造工房・吹きガラス工房・彫金工房・ステンドグラス工房)でワークショップを開催しました。


吹きガラス工房では、デモンストレーションやガラスの吹きっぱなし/触り体験などが行われました。蒸し暑~い工房の中で、真っ赤なガラスを扱うデモンストレーターの方の匠の技に圧倒されました・・・。


他にも、色々な厚みのガラスを切って万華鏡の模様の部分を作ったり、金属をのばしてみたり。フュージング技法を使ったアクセサリー作りのコーナーもたくさんの人たちで賑わっていました。


磐田市新造形創造館でものづくりの体験をしてみませんか?魅力的な講座がいっぱいですよ♪




静岡大学と浜松医科大学の先生による特別講座
「ツメガエルの卵~生命を誕生させよう~」
(主催:NPO法人理科教育推進会)


静岡大学の黒田先生と浜松医科大学の佐藤先生による特別講座「ツメガエルの卵~生命を誕生させよう~」が浜松科学館で行われました。


当日の講座の様子は、是非こちらからご覧下さい☆⇒コチラ


アフリカツメガエルを用いて人工授精実験を行いました。
メスのアフリカツメガエルに生ませた未受精卵に精子懸濁液をかけ、かき混ぜ棒でシャーレの底面に一層に広げくみ置き水を入れて受精が完了します。

講座の最後に黒田先生が「みなさんがご両親から受けたように愛情をこめて育ててくださいね。」と参加者の皆さんに語りかけていたのがとても印象に残りました。皆さんが持ち帰ったカエルはどんな風に育っていくのでしょう。楽しみですね。


【リポート】浜松RAIN房上半期支援ものづくり理科イベント(6/19~8/6)(2010-08-11)
平成22年浜松RAIN房上半期支援事業として支援している「ものづくり・理科教室イベント」(6/19~8/6の間)へ行ってきました。写真と共に内容をご紹介したいと思います。今後も浜松RAIN房のHPにアクセスして色々なイベントに是非ご参加下さい♪


第2回宇宙科学実験教室 水ロケットを製作しよう
(主催:日本宇宙少年団浜松分団)


水ロケットの原理を学びながら思い思いのデザインで製作しました。この回では、前日のお天気の影響で打ち上げることは出来ませんでしたが、自分で回してみるなどしてロケットが飛ぶ仕組みなど学びました。


飛行機等が飛ぶ時に風がどのように動いているのか、線香や扇風機を使いながら実験。



親子で楽しむロボット工作教室
(主催:静岡大学工学部機械工学科伊藤研究室、浜松科学館)


親子で協力しあいながらピンポン玉を操るロボットを作りました。静岡大学の伊藤先生による本格的なこの教室。大学祭のテクノフェスタでもとても人気です。


お父さん、お母さんも一緒になってロボット作り。真剣ですね。



浜松サイエンスサマースクール2010
(主催:国際科学振興研究会)


浜松サイエンスサマースクールは全6回にわたって遠州灘・浜名湖及び流入河川の生態系や海や砂浜の科学を通じた環境科学を学びます。この回では、動物写真家の方をお招きした講演会と海洋地球科学として化石発掘体験を行いました。


丁寧に化石を発掘していきます。浜松RAIN房のスタッフも飛び入りで参加させてもらい「何か発掘するぞぉ~!」と奮起したところ、小さな小さな貝の化石の発掘に成功!とっても嬉しかったです~。



夏休み、親子で楽しむ「ものづくり」-ロボットを作って動かしてみよう-
(主催:静岡大学工学部次世代ものづくり人材育成センター創造教育支援部門・ソーゾーなかま)


小学5,6年生の親子が3輪走行ロボット作りに挑戦しました。作り方の解説を受けながら、自分ではんだごてなどの道具を使い細かい作業を自分の手で行い、最後にはプログラミングでロボットを動かします。


用意されたキットをただ組み立てるだけの作業とはまた一味も二味も違うものづくり体験ができます。



浜松工業技術支援センターフェア2010 親子ふれあい技術広場
(主催:浜松工業技術支援センター)


浜松工業技術センターが一般公開され、たくさんの親子が色々なおもしろ科学や工作を体験していました。アクリル板を加工する教室では、浜松RAIN房のロゴマークを作っていただきました。透明な質感と色合いがキレイでスタッフもとても気に入ってしまいました♪


その他、Tシャツプリント体験やテーブルから落ちないロボット作り、静岡県西部危機管理局による地震や災害のお話…など幅広いジャンルに亘り体験し学ぶことが出来ました。



コンデンサー(二重層コンデンサー)を使ってモーターカーを走らそう
(主催:浜松科学館)


浜松科学館主催で、小学校教職員・支援員、指導者を目指す方を対象にコンデンサーを使ってのモーターカー作り講座を開催しました。


事後アンケートより、今回の講座内容は新しい発見となったという回答が数多くありました。今後、理科実験器具として活用されることを期待したいですね。



【リポート】青少年のための科学の祭典 浜名湖大会へ行ってきました。(2010-08-02)
8月1日(日)に浜松市雄踏文化センターにて「青少年のための科学の祭典 浜名湖大会」が開催されました。暑い中、たくさんの方々が来場し色々な実験工作に挑戦しました!



「青少年のための科学の祭典」は、理科や数学あるいは科学技術といった分野の実験や工作を一同に集めて来場者に楽しんでもらうイベントです。
中学生によるブースなどもあり、子どもたちに一生懸命教えている姿がとても素晴らしいなと思いました。



こんなカラフルな化石レプリカを作ったり、火山の仕組みについて学んだり。



汗をいっーぱいかきながらもとっても楽しそうに科学を体験していた子どもたち、そして一緒に来たお父さんお母さんたち皆にとっても夏の良き思い出になったのではないでしょうか☆


【リポート】浜松科学館にてリフレッシュ理科教室が開催されました。(2010-06-09)
5月28日(金)29日(土)の2日間に亘り浜松科学館にて、応用物理学会、浜松市教育委員会、浜松科学館主催による「第13回リフレッシュ理科教室」が開催されました。

「リフレッシュ理科教室」とは、
1)小中学校の教員に教育現場で利用できる実験や工作を紹介
2)小中学校の生徒に実験工作の体験学習
3)小中学生の子供をもつ親を対象に「親のための理科教室-子供のなぜ?に答えるために-」の開催
を通して、理科や最新の科学技術に親しむ機会を多く作ることを目的としています。


一日目は学校の先生方を対象とした教室で、テーマは「ピカピカ光らせよう!-水力発電機-」。事後アンケートより、現場へのヒントを得られたという感想と共に、理科の実験における準備時間や材料不足など難しいという声もあり、今回のような機会が大学、関係機関を含め互いに話し合い協力しあえる環境へとつながるきっかけになると良いと思います。


二日目は小中学生の子供と親を対象とした教室で、3種類のテーマで実験工作・学習が行われました。テーマはそれぞれ、「ピカピカ飛ばそう!-LEDリングジャイロ-」「クルクル回そう!-CDプロペラ-」「ユラユラゆらそう!-電磁ブランコ-」。


子供対象、又は親子での理科教室は数多くありますが、子供は子供、親は親で同じテーマをそれぞれ学ぶ教室は他ではあまりない珍しい企画ではないでしょうか。家に帰ってからもお互いに語らい学びを共有できるとても素晴らしい内容となっています。更に大学の先生による講座は、実験工作のキット、工作方法、学習内容も全て本格的です!

応用物理学会東海支部について詳しくは、ホームページをご覧下さい。(コチラ



【リポート】本田宗一郎ものづくり伝承館へ行ってきました。(2010-05-31)
今年4月浜松市天竜区にオープンした「本田宗一郎ものづくり伝承館」へ行ってきました。



人間・本田宗一郎の「生き方」や「ものづくり精神」を顕彰し、次世代の人材育成と地域振興の拠点としての創造を目的としたこちらの館には、これまでの軌跡が紹介・展示されています。



展示内には本田宗一郎とゆかりある人達による彼とのエピソードも紹介されていました。中でも一番印象的だったのは、本田宗一郎の妻・本田さちさんによるお話。どんなエピソードかは・・・是非来館してご覧下さいね☆


皆に愛されている彼の人柄が一目で感じ取れるアットホームな雰囲気の館内は、展示他さまざまなワークショップも開催予定ですので、是非皆さんも足を運んでみてください。
開館記念特別展~原点 本田宗一郎を知る~は6月13日(日)まで開催中です♪

[本田宗一郎ものづくり伝承館 公式ホームページへ(コチラ)]



【リポート】はまなこボート&スポーツショー~ボートの不思議発見教室~(2010-04-23)
4月17日(土)18日(日)の2日間に渡って、はまなこ・むらくし海の駅にて「はまなこボート&スポーツショー」が開催されました。



浜名湖に全国からのボート、フィッシング、キャンピングカー、ラジコンなど陸海空のジャンルを越えた数々の総合アウトドア遊びの展示他、さまざまなアトラクションやステージショーなども行われました。



浜松RAIN房ネットワークへ参加している「はままつ・ふなぎら湖海の駅」主催で天竜カヌー教室、「ヤマハ発動機㈱」主催でボートの不思議発見教室が行われ、親子連れで賑わい爽やかな青空教室となりました。皆さん楽しみながら学ぶ体験が出来たのでははないでしょうか♪




【リポート】親子で楽しむ理科わくわく工作教室~コマの原理を知ろう~(2010-04-21)
4月17日(土)、浜松RAIN房とJSTイノベーションサテライト静岡の共同開催で、第51回科学技術週間企画「親子で楽しむ理科わくわく工作教室~コマの原理を知ろう~」を開催しました。参加していただいた親子の皆さん、ありがとうございました♪



講座のテーマは、コマとそれにまつわる力学。まず始めに、講師の鈴木先生から「首振り運動」をキーワードにコマの原理について詳しい解説を聞き学びました。ちょっと子どもの皆には難しかったかな??



さあ、いよいよコマ作り!!
今回は、こんな色鮮やかなビー玉を使ってコマ作りに挑戦しました☆



ビー玉と接着剤だけで作れてとっても簡単!親子で協力しながら制作し、完成後は実際にコマを回してみました。最初は「りんご」のような形をしていて、回っていくうちに「きのこ」のような形へと変化していきます。コマが回転しながら逆さになる、それが逆立ちゴマなんですね。



最後に地球ゴマなど、数種類のコマも体験しました。色々なコマがあって面白いですね!これからも身のまわりの科学をたくさん楽しんで下さいね♪



【リポート】浜松科学館へ行ってきました。~後編~(2010-04-15)
プラネタリウム鑑賞後、浜松科学館内を見学しました。
最後に見学したのはいつだったかな・・・と久しぶりでしたが、大人になって子供の頃とはまた違った視点で楽しめました。

今年3月に「ヘイムズIV」がリニューアルしたということで、早速コンテンツの中の「U4:ユーフォー」を使用しながら見学しました。



「U4:ユーフォー」とは、館内の展示品の解説を行う小型展示案内端末で、こんな手のひらサイズなんです。



タッチパネルに端末をあてるとわかりやすい解説やクイズで教えてくれます。私たちが小学生の頃にはなかったな~と年を感じつつ・・・先端技術で工夫された案内で訪問した皆さんがより楽しく学べそうですね♪



常設展示は、力、音、光、自然、宇宙、エレクトロニクスの6つコーナーにわかれ、それぞれの分野についてわかりやすく面白く科学の不思議な世界に誘ってくれます。



さまざまな形で科学を語りかけてくれる浜松科学館。イベントや講座なども定期的に開催しているので是非チェックしてみてくださいね!

浜松科学館HPへ


【リポート】浜松科学館へ行ってきました。~前編~(2010-04-15)
浜松科学館プラネタリウム「ときめきら」にて、現在投影中の「HAYABUSA BACK TO THE EARTH~私たちと宇宙をつないだ探査機~」を見てきました。

(番組公式HPへは、バナーをクリックして下さい☆)


臨場感溢れる映像と「はやぶさ」のストーリーにRAIN房スタッフ全員感動しました!また、流れる音楽に不思議と癒され、とっておきの時間となりました。
長い間宇宙の旅に出ていた「はやぶさ」が、地球に帰り私たちに一体どんな事を教えてくれるのでしょう。無事に帰ってきてほしいですね、楽しみです。
平日のみならず、土日も公開しています。是非大人の皆さんもこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。おススメです♪
上映日時等の詳細は、浜松科学館HP内「プラネタリウム」をご覧下さい。【こちら】

◇「はやぶさ」とは?◇
「はやぶさ」は2003年5月に日本から打ち上げられた小惑星探査機です。「はやぶさ」の任務は「イトカワ」という名の小惑星に向かい、その表面の岩石を採取して地球に持ち帰ることです。


天竜浜名湖鉄道㈱へ行ってきました。(2010-03-18)
今回は、皆さんにもお馴染みの天竜浜名湖鉄道㈱へ行ってきました。天竜浜名湖鉄道は、天竜を中心として東は掛川、西は新所原までを走り結んでいます。


天竜二俣駅には、国鉄時代に建造され今もなお現役で稼働中の転車台があります。こちらは一般公開をしていますので、是非皆さん足を運んでみて下さいね♪
詳しい内容は天竜浜名湖鉄道㈱ホームページをご覧下さい。(コチラ



趣ある駅舎も残っています。

階段を上っていくと…

まるで学校の教室のような部屋が。木の造りと窓から入るやわらかな光からなんとも言えないぬくもりを感じました。


皆さんもお出掛けしてみませんか??美しく豊かな自然に沢山の発見があるかもしれません。



ロボットコンテスト&浜松RAIN房ものづくり教室のリポートです♪(2010-02-25)
平成22年2月21日(日)にアクトシティ浜松展示イベントホールにて、静岡大学工学部1年生全員による「ロボットコンテスト」が開催されました。同時開催として、浜松RAIN房参加機関による「ものづくり教室」と「浜松RAIN房支援事業の成果パネル展示」を行いました。

◇◇ロボットコンテスト◇◇

開会式



ロボットコンテスト開始前の最終チェック。



8テーマ別チーム対抗で競い合うこのロボットコンテスト。1年間のものづくり実習の成果として最後2ヶ月をかけた作品には、それぞれのアイディア・工夫が光ります。ロボットの動作で歓声が沸いたり、息を呑んだり。真剣な眼差しで向き合う学生の姿がとてもいいなぁ!と思いました。来場された皆さん、お気に入りのロボットはありましたか??



閉会式




◇◇浜松RAIN房ものづくり教室&浜松RAIN房支援事業成果発表展示◇◇

同時開催として、浜松RAIN房参加機関によるものづくり教室4種類を行いました。
(様子は写真(下)をご覧下さい。)
また浜松RAIN房支援事業成果をパネル展示にてご紹介しました。来場者の皆さんに浜松RAIN房の活動をより知っていただく良い機会になったと思います。足を運んでいただいた皆さん、ありがとうございました!これからも「ものづくり・理科」の楽しさをより身近に感じていただけるよう頑張ります。

①二足歩行サッカーロボットを動かしてみよう!
 (NPO法人 浜松ものづくり工房)

浜松RAIN房スタッフも操縦体験をしてみました!押すボタンによってロボットの動作が変わってとても面白かったです。短時間でボタン機能を把握することが出来ず、動かすのに精一杯だなと感じていたその時!!隣に慣れたような手つきで涼しい顔をして操縦する男の子が。うーん、少しくやしかったです…



②ほんとうによく飛ぶ紙飛行機教室
 (静岡大学工学部 ヒコーキ部)

昨年のロボットコンテストでも実施したこちらの紙飛行機教室。今年も大人気でした!
静岡大学工学部ヒコーキ部は、鳥人間コンテストへの参加実績歴があるんですよ。大学生のお兄さんやお姉さんが優しく丁寧にわかりやすく教えていました。上手に飛ばせたかな??



③アフリカンビーズでストラップを作ろう
 (KOSEIキッズクラブ)

アフリカのビーズを使ってストラップを作るこの教室は、老若男女問わず楽しめる内容です。昨年のテクノフェスタでも好評で、色とりどりのビーズと紐を自分で選んで、編みこんでいきます。編み目がDNAの構造と関係していることもまた面白い発見です!



④偏光アート教室~オリジナルしおり作り~
 (青空偏光観測会)

浜松RAIN房ではお馴染みの偏光アート。無色透明のセロファンを二枚の偏光板に挟むととてもキレイな色が出ます。身のまわりに出たセロファンゴミの中に、世にも素晴らしい色が潜んでいるかもしれません。是非皆さんもチェックしてみてくださいね。





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