浜松RAIN房
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ものづくり理科地域支援ネットワーク:浜松RAIN房

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【リポート】ロボットコンテスト&浜松RAIN房ものづくり理科教室のリポートです☆(2011-02-24)
平成23年2月20日(日)にアクトシティ浜松展示イベントホールにて、静岡大学工学部1年生全員による「ロボットコンテスト」が開催されました。さまざまな種類のロボットは学生による工夫でいっぱいでした。



また同時開催で、浜松RAIN房参加機関による5種類の「ものづくり理科教室」と「浜松RAIN房支援事業の成果パネル展示」を行いました。沢山の方に参加いただきありがとうございました!ものづくり・理科を身近に感じていただくことが出来たと思います。これからも実際に自分の目でみて、手を動かす経験を沢山してくださいね☆



○ほんとうに逆立ちする逆立ちコマ
(静岡大学工学部 物理教室)



○ほんとうによく飛ぶ紙飛行機教室
(静岡大学工学部 ヒコーキ部)



○アフリカンビーズでストラップを作ろう
(KOSEIキッズクラブ)



○偏光アート教室
~オリジナルしおり作り~
(青空偏光観測会)



○2足歩行ロボットを動かそう!
(NPO法人 浜松ものづくり工房)



○浜松RAIN房支援事業の成果パネル展示

平成22年度に浜松RAIN房が支援した25事業についてパネルで紹介しました。展示をご覧になった方から「この地域でものづくり・理科に関わるイベントや教室がこんなに開催されているんだね。改めて知ったよ。」と声をかけていただきました。浜松RAIN房から市民の皆さんにより多くの情報をこれからも発信していけたらと思います。



【イベント】理工系の大学院ってどんなことを研究しているの?~エネルギー編~(2011-01-17)
平成22年度地域の科学舎推進事業地域活動支援(草の根型)科学技術振興機構(JST)
理工系の大学院ってどんなことを研究しているの?
~エネルギー編~


【日時】
◆お話
第1回 2011年1月22日(土)10:00~12:00
第2回 2011年1月29日(日)10:00~12:00
◆見学
2011年1月30日(日)8:00集合 16:30頃解散(予定)

【場所】
◆お話
静岡大学浜松キャンパス内の教室
(教室の建物・場所は参加申込者に通知します)
◆見学
浜松駅前に集合、貸切小型バスにて中部電力㈱知多火力発電所等を見学

【対象】
小学5年生~中学3年生までを想定してお話の内容を組み立てていますが、誰でも参加することができます。
但し、発電所見学については申込者多数の場合小5~中3の年齢層優先です。又、全回出席予定者優先でその中での先着順としますのでご了承下さい。
お話の回のみ、二回目のお話からの参加、見学ツアーのみの参加もOKです。(保護者同伴OK)

【参加費】無料
※但し「見学」は弁当持参のこと(発電所見学者用ロビーにて昼食休憩)

【主催者】
横井 久美子(静岡大学国際交流センター 准教授)

【申込先】
横井までメール又は電話で申込み下さい。
(電子メールまたは電話でなるべく早めに予約してください。)
メールアドレス kkyokoi@ipc.shizuoka.ac.jp
電話番号    080-5546-0268
①氏名、②学年、③連絡先電話番号、④住所を明記してください。
申込に対しては必ず確認のメールを送ります。


◇詳しい内容はこちらからご覧下さい。
⇒紹介チラシのダウンロード(子供用/保護者用)


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この企画は、独立行政法人科学技術振興機構( JST) の平成22年度地域の科学舎推進事業地域活動支援(草の根型)により実施しています。





【リポート】浜松RAIN房講演会を開催しました。(2010-12-02)
11月23日(火・祝)に浜松RAIN房講演会「ハヤブサの翼 イトカワの砂」を開催しました。今回、話題ということもありハヤブサについて関心が非常に高く、多くの方々に参加していただきありがとうございました。

始めに、浜松RAIN房の藤間教授が浜松RAIN房について紹介しました。

そして、ハヤブサプロジェクトメンバー(JAXA宇宙科学研究所)の國中教授、安部准教授のお二人にミッションの成果や技術、役割など詳しくお話をしていただきました。最後には参加者の皆さんからによる質問にも、丁寧に答えて下さいました。
①國中教授

②安部准教授

参加者による事後アンケートからも
「本来大変難しい研究をされているにもかかわらず、とても分かりやすい説明だった」
「技術だけでなく、今日の先生方のように情熱を持っていたからこそ実現されたプロジェクトだと知ることができとても感動しました。参加できてよかったです。」
また大学生の方からは、
「勉強に対するモチベーションが上がりました。ありがとうございました。」
など、大変好評でした。


ハヤブサの快挙によって、私たちが宇宙についてより広く深く知ることが出来るようになったということ、そして日本の科学技術は世界に誇れる素晴らしいものであるということ、またこれから若い人たちがそんな日本の良さを受け継ぎ、未知の分野にチャレンジ・探究しつづけていくことの大切さに改めて気づかされたように思います。


【リポート】浜松RAIN房上半期支援ものづくり理科イベント(9/12~9/23)(2010-09-30)
平成22年浜松RAIN房上半期支援事業として支援している「ものづくり・理科教室イベント」(9/12~9/23の間)へ行ってきました。今後も浜松RAIN房のHPをチェックして色々なイベントや教室に参加してみて下さいね☆


ものづくり教室
~「てんとう虫ロボット」をつくろう!~
(主催:浜松ものづくり工房)


このてんとう虫ロボットは、手のひらサイズで振動モーターと歯ブラシを使って前に進みます。ただ動くだけではなくライントレースやオルゴール演奏などが可能で、更には紙に書いたプログラムを読み込ませることも出来るんです!


細かい工程を親子で協力しながら、てんとう虫ロボットを丁寧に組み立てていきます。お父さんお母さんも真剣です!


完成したら、紙にあるパターンでプログラミングをして、てんとう虫ロボットを動かしてみます。自分でパターンを作ることもできるんですよ♪




工房開放2010
(主催:磐田市新造形創造館)


工房開放では「創る・観る・触れる」をテーマとして主に4つの工房(鋳造工房・吹きガラス工房・彫金工房・ステンドグラス工房)でワークショップを開催しました。


吹きガラス工房では、デモンストレーションやガラスの吹きっぱなし/触り体験などが行われました。蒸し暑~い工房の中で、真っ赤なガラスを扱うデモンストレーターの方の匠の技に圧倒されました・・・。


他にも、色々な厚みのガラスを切って万華鏡の模様の部分を作ったり、金属をのばしてみたり。フュージング技法を使ったアクセサリー作りのコーナーもたくさんの人たちで賑わっていました。


磐田市新造形創造館でものづくりの体験をしてみませんか?魅力的な講座がいっぱいですよ♪




静岡大学と浜松医科大学の先生による特別講座
「ツメガエルの卵~生命を誕生させよう~」
(主催:NPO法人理科教育推進会)


静岡大学の黒田先生と浜松医科大学の佐藤先生による特別講座「ツメガエルの卵~生命を誕生させよう~」が浜松科学館で行われました。


当日の講座の様子は、是非こちらからご覧下さい☆⇒コチラ


アフリカツメガエルを用いて人工授精実験を行いました。
メスのアフリカツメガエルに生ませた未受精卵に精子懸濁液をかけ、かき混ぜ棒でシャーレの底面に一層に広げくみ置き水を入れて受精が完了します。

講座の最後に黒田先生が「みなさんがご両親から受けたように愛情をこめて育ててくださいね。」と参加者の皆さんに語りかけていたのがとても印象に残りました。皆さんが持ち帰ったカエルはどんな風に育っていくのでしょう。楽しみですね。


【リポート】浜松RAIN房上半期支援ものづくり理科イベント(6/19~8/6)(2010-08-11)
平成22年浜松RAIN房上半期支援事業として支援している「ものづくり・理科教室イベント」(6/19~8/6の間)へ行ってきました。写真と共に内容をご紹介したいと思います。今後も浜松RAIN房のHPにアクセスして色々なイベントに是非ご参加下さい♪


第2回宇宙科学実験教室 水ロケットを製作しよう
(主催:日本宇宙少年団浜松分団)


水ロケットの原理を学びながら思い思いのデザインで製作しました。この回では、前日のお天気の影響で打ち上げることは出来ませんでしたが、自分で回してみるなどしてロケットが飛ぶ仕組みなど学びました。


飛行機等が飛ぶ時に風がどのように動いているのか、線香や扇風機を使いながら実験。



親子で楽しむロボット工作教室
(主催:静岡大学工学部機械工学科伊藤研究室、浜松科学館)


親子で協力しあいながらピンポン玉を操るロボットを作りました。静岡大学の伊藤先生による本格的なこの教室。大学祭のテクノフェスタでもとても人気です。


お父さん、お母さんも一緒になってロボット作り。真剣ですね。



浜松サイエンスサマースクール2010
(主催:国際科学振興研究会)


浜松サイエンスサマースクールは全6回にわたって遠州灘・浜名湖及び流入河川の生態系や海や砂浜の科学を通じた環境科学を学びます。この回では、動物写真家の方をお招きした講演会と海洋地球科学として化石発掘体験を行いました。


丁寧に化石を発掘していきます。浜松RAIN房のスタッフも飛び入りで参加させてもらい「何か発掘するぞぉ~!」と奮起したところ、小さな小さな貝の化石の発掘に成功!とっても嬉しかったです~。



夏休み、親子で楽しむ「ものづくり」-ロボットを作って動かしてみよう-
(主催:静岡大学工学部次世代ものづくり人材育成センター創造教育支援部門・ソーゾーなかま)


小学5,6年生の親子が3輪走行ロボット作りに挑戦しました。作り方の解説を受けながら、自分ではんだごてなどの道具を使い細かい作業を自分の手で行い、最後にはプログラミングでロボットを動かします。


用意されたキットをただ組み立てるだけの作業とはまた一味も二味も違うものづくり体験ができます。



浜松工業技術支援センターフェア2010 親子ふれあい技術広場
(主催:浜松工業技術支援センター)


浜松工業技術センターが一般公開され、たくさんの親子が色々なおもしろ科学や工作を体験していました。アクリル板を加工する教室では、浜松RAIN房のロゴマークを作っていただきました。透明な質感と色合いがキレイでスタッフもとても気に入ってしまいました♪


その他、Tシャツプリント体験やテーブルから落ちないロボット作り、静岡県西部危機管理局による地震や災害のお話…など幅広いジャンルに亘り体験し学ぶことが出来ました。



コンデンサー(二重層コンデンサー)を使ってモーターカーを走らそう
(主催:浜松科学館)


浜松科学館主催で、小学校教職員・支援員、指導者を目指す方を対象にコンデンサーを使ってのモーターカー作り講座を開催しました。


事後アンケートより、今回の講座内容は新しい発見となったという回答が数多くありました。今後、理科実験器具として活用されることを期待したいですね。



【リポート】青少年のための科学の祭典 浜名湖大会へ行ってきました。(2010-08-02)
8月1日(日)に浜松市雄踏文化センターにて「青少年のための科学の祭典 浜名湖大会」が開催されました。暑い中、たくさんの方々が来場し色々な実験工作に挑戦しました!



「青少年のための科学の祭典」は、理科や数学あるいは科学技術といった分野の実験や工作を一同に集めて来場者に楽しんでもらうイベントです。
中学生によるブースなどもあり、子どもたちに一生懸命教えている姿がとても素晴らしいなと思いました。



こんなカラフルな化石レプリカを作ったり、火山の仕組みについて学んだり。



汗をいっーぱいかきながらもとっても楽しそうに科学を体験していた子どもたち、そして一緒に来たお父さんお母さんたち皆にとっても夏の良き思い出になったのではないでしょうか☆


Vol.6 竹原 克紀さん

プロフィール

1954年 和歌山県新宮市生まれ
大学時代でのヨット同好会の活動をきっかけに大学卒業後、ヤマハ発動機㈱へ就職。同社ボート営業、マリンイベント業務、マリーナ業務、ボート免許運営業務などマリン畑を歩んだ後、地球環境室を経て、現在 CSR企画推進部社会活動担当。

好きな船:
堀江さんのヨット『マーメイド号』、帆船「咸臨丸」、客船「飛鳥」など

ヤマハ発動機㈱でのお仕事

ヤマハ発動機㈱でこれまで育んできた人材や技術などのノウハウを生かし「将来を担う人たちの育成」「地球環境の保全」「交通安全普及」「地域社会の課題」などを主とした社会貢献活動を行っています。中でも、モノを動かす科学の分野での研究開発を活かして、子供たちに学校では体験できない工作・実験教室を開催し、モノづくり・科学の楽しさや学問的な分野での知識の普及・啓発する活動を進めています。
私のように社員が講師として指導し、ボートのふしぎ発見教室の他、社員のボランティアではエンジン分解組立教室なども行っています。学生には、地元の大学での寄付講座の運営や講師なども行っています。他には、当社グループ会社の社員に、地元地域でのボランティア活動の啓発を行っています。


ボートのふしぎ発見教室

まず、子供たちに浜名湖・遠州灘・天竜川等と豊かで恵まれた水辺といった自分の住んでいる地元の特徴を知ってもらいたい。それを背景に「ボートのふしぎ発見教室」では、船がなぜ浮くのか?や、船の形と進むスピードについてなど船の仕組みを、料理で使う中華なべや紙コップなど身近な道具を使った水槽実験で学びます。その後、クリアファイルを使って実際に簡単な船を各自で制作して参加者同士でレースをします。
その時、スイスイ進む船を作れて嬉しい子供もいれば、うまくはいかなくて悔しい思いをする子供もいます。そういった色々な思いは、自分の手を使って実際に作ってみたからこそ生まれるものだと思います。「次へ」と「工夫する気持ち」を育む大事な経験ですね。


体験して学んで、その先へ。

教室に参加してただ面白かっただけで終わってほしくないという気持ちがあります。
例えば、ボートのふしぎを学んだ後で、ボートに興味を持ってくれたら勿論嬉しいですし、そこから先に広がるものづくりの仕組みや科学の原理に気づき、もっともっと自ら進んで学び、知識として深めてくれたらとても嬉しいですね~。
科学の基本は「なぜ?」と問い「なるほど!」と理解することではないでしょうか。
たくさんまわり道をしてでも、何か興味を持って楽しくやれるものを見つけてどんどん追究し続けてほしいなと思います。


大事にしているコト

教室で指導する時、参加してくれる人達の気持ちを一番大事に考えています。
子供が対象だったら子供と同じ目線になって、話し方や講座内容をよりわかりやすく、そして興味を持ってもらえるよう努力しています。クイズ形式なども取り入れていますよ。また、参加する子供をそばで見ているお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒になって楽しく学べるような雰囲気作りに努めています。
こちらにどれだけに伝えたいことがあっても相手がいなくては何もならないですよね、私も皆さんとの会話を楽しみながらこれからも活動していきたいと思います!



あとがき

インタビュー取材当日はとても爽やかな青空の下、浜名湖での野外イベント内で「ボートのふしぎ発見教室」が開催されていました。
竹原さんのウィットに富んだお話に、子供のみならず飛び入りで参加した大人も「なるほどね~!面白い!」と、どんどん引き込まれていきます。終始和やかな教室の雰囲気には竹原さんの参加者の皆さんに対する「来てくれてありがとう」という感謝の気持ちが込められていて、科学やものづくりの楽しさ・学びがこんな風に伝わっていくことにとても嬉しくなりました。


【リポート】浜松科学館にてリフレッシュ理科教室が開催されました。(2010-06-09)
5月28日(金)29日(土)の2日間に亘り浜松科学館にて、応用物理学会、浜松市教育委員会、浜松科学館主催による「第13回リフレッシュ理科教室」が開催されました。

「リフレッシュ理科教室」とは、
1)小中学校の教員に教育現場で利用できる実験や工作を紹介
2)小中学校の生徒に実験工作の体験学習
3)小中学生の子供をもつ親を対象に「親のための理科教室-子供のなぜ?に答えるために-」の開催
を通して、理科や最新の科学技術に親しむ機会を多く作ることを目的としています。


一日目は学校の先生方を対象とした教室で、テーマは「ピカピカ光らせよう!-水力発電機-」。事後アンケートより、現場へのヒントを得られたという感想と共に、理科の実験における準備時間や材料不足など難しいという声もあり、今回のような機会が大学、関係機関を含め互いに話し合い協力しあえる環境へとつながるきっかけになると良いと思います。


二日目は小中学生の子供と親を対象とした教室で、3種類のテーマで実験工作・学習が行われました。テーマはそれぞれ、「ピカピカ飛ばそう!-LEDリングジャイロ-」「クルクル回そう!-CDプロペラ-」「ユラユラゆらそう!-電磁ブランコ-」。


子供対象、又は親子での理科教室は数多くありますが、子供は子供、親は親で同じテーマをそれぞれ学ぶ教室は他ではあまりない珍しい企画ではないでしょうか。家に帰ってからもお互いに語らい学びを共有できるとても素晴らしい内容となっています。更に大学の先生による講座は、実験工作のキット、工作方法、学習内容も全て本格的です!

応用物理学会東海支部について詳しくは、ホームページをご覧下さい。(コチラ



【リポート】本田宗一郎ものづくり伝承館へ行ってきました。(2010-05-31)
今年4月浜松市天竜区にオープンした「本田宗一郎ものづくり伝承館」へ行ってきました。



人間・本田宗一郎の「生き方」や「ものづくり精神」を顕彰し、次世代の人材育成と地域振興の拠点としての創造を目的としたこちらの館には、これまでの軌跡が紹介・展示されています。



展示内には本田宗一郎とゆかりある人達による彼とのエピソードも紹介されていました。中でも一番印象的だったのは、本田宗一郎の妻・本田さちさんによるお話。どんなエピソードかは・・・是非来館してご覧下さいね☆


皆に愛されている彼の人柄が一目で感じ取れるアットホームな雰囲気の館内は、展示他さまざまなワークショップも開催予定ですので、是非皆さんも足を運んでみてください。
開館記念特別展~原点 本田宗一郎を知る~は6月13日(日)まで開催中です♪

[本田宗一郎ものづくり伝承館 公式ホームページへ(コチラ)]



Vol.5 大石 由賀利さん

プロフィール

1964年 浜松市生まれ
大学卒業後、地元企業に就職。静岡文化芸術大学創立をきっかけに、一期生として文化政策学部芸術文化学科に入学。アートマネジメント・美術史等を学び学芸員の資格取得、卒業。
現在、磐田市香りの博物館 学芸員。

好きな香り:
◆ローズ・ジャスミン・ゼラニウムなどフローラル系のアロマオイル
◆白檀のお香       等

磐田市香りの博物館 ホームページ
http://www.iwata-kaori.jp/

こんにちは、香りの博物館です。

磐田市香りの博物館は、人類の歴史とともに豊かな文化を築いてきた「香り」をテーマとする、世界でも珍しい香り専門博物館です。

館内では香道具・香水瓶などの香りに関する世界の美術工芸品を数々収蔵・展示、香りにまつわる歴史について紹介しています。また、年に4回、企画展も開催しています。その他、自分だけのオリジナルの香りを創ることができる体験コーナー、軽食や各種ハーブティーでくつろげるカフェ、香りグッズを取り揃えたショップなどがあります。


わたしの仕事

香りの博物館では現在、企画展「ヴェネチアン・グラスの輝き」を開催しています。(6月27日迄)年に4回開催するこのような企画展の内容を決め、展示やポスターのデザインを構想する仕事を中心に、香りに関連する数々のイベントや講座を企画し開催する業務も行っています。企画展は、お客様が「行ってみたい!」「来てよかった!」と思っていただける内容へと心がけています。
また、来館者の皆さんがより香りを身近に感じられるよう、毎朝館内の玄関・トイレ・エレベータにお香をたく工夫もしています。


香りのエトセトラ!

ふと感じた香りで何かを思い出す事ってありませんか?
例えば、夕方道を歩いていて、どこからか夕飯の煮物の香りがして、自分が幼かった頃のおばあちゃんを思い出すとか、人とすれ違った時、懐かしい香水の香りがして昔の恋人を思い出すとか、過去行ったことがある街を思い出すとか・・・。
これは、脳の海馬という記憶をつかさどる部位に香りの情報が伝えられるためです。
人により香りの好みは異なりますが、ほとんどはその人の経験や生活習慣で決まるといわれています。


目には見えないけれど

私たちは、普段色々な香りに囲まれて生活をしています。目には見えないけれど、香りは日常生活を彩りより豊かなものへと導いてくれる不思議な力があると思いませんか?

私たちの博物館は、規模としては比較的小さいのですが…是非気軽にお立ち寄りいただいて、少しでも多くの方に「香りっていいな、面白いな」「香りとこんな関わりあいをしているんだ」と感じていただくきっかけになれたらと思います。皆さんそれぞれの「香り」を見つけて楽しんでくださいね!



あとがき

香りの博物館へ訪問する度に、館内にほんのり漂う良い香りと魅力溢れる素敵な展示にいつのまにか癒され、五感の「かぐ」「みる」がフル稼働しているのがよくわかります。大石さんは仕事柄いつも香りに囲まれて過ごしていますが、日常生活でも朝起きてアロマオイルをたくそうです。しなやかな振る舞いは、きっとそんな日常から作られているのだな、と同じ女性として見習いたい・・・と思いました。世界的にも珍しい香りの博物館、是非皆さん足を運んでみて下さいね!


【リポート】はまなこボート&スポーツショー~ボートの不思議発見教室~(2010-04-23)
4月17日(土)18日(日)の2日間に渡って、はまなこ・むらくし海の駅にて「はまなこボート&スポーツショー」が開催されました。



浜名湖に全国からのボート、フィッシング、キャンピングカー、ラジコンなど陸海空のジャンルを越えた数々の総合アウトドア遊びの展示他、さまざまなアトラクションやステージショーなども行われました。



浜松RAIN房ネットワークへ参加している「はままつ・ふなぎら湖海の駅」主催で天竜カヌー教室、「ヤマハ発動機㈱」主催でボートの不思議発見教室が行われ、親子連れで賑わい爽やかな青空教室となりました。皆さん楽しみながら学ぶ体験が出来たのでははないでしょうか♪




【リポート】親子で楽しむ理科わくわく工作教室~コマの原理を知ろう~(2010-04-21)
4月17日(土)、浜松RAIN房とJSTイノベーションサテライト静岡の共同開催で、第51回科学技術週間企画「親子で楽しむ理科わくわく工作教室~コマの原理を知ろう~」を開催しました。参加していただいた親子の皆さん、ありがとうございました♪



講座のテーマは、コマとそれにまつわる力学。まず始めに、講師の鈴木先生から「首振り運動」をキーワードにコマの原理について詳しい解説を聞き学びました。ちょっと子どもの皆には難しかったかな??



さあ、いよいよコマ作り!!
今回は、こんな色鮮やかなビー玉を使ってコマ作りに挑戦しました☆



ビー玉と接着剤だけで作れてとっても簡単!親子で協力しながら制作し、完成後は実際にコマを回してみました。最初は「りんご」のような形をしていて、回っていくうちに「きのこ」のような形へと変化していきます。コマが回転しながら逆さになる、それが逆立ちゴマなんですね。



最後に地球ゴマなど、数種類のコマも体験しました。色々なコマがあって面白いですね!これからも身のまわりの科学をたくさん楽しんで下さいね♪



【リポート】浜松科学館へ行ってきました。~後編~(2010-04-15)
プラネタリウム鑑賞後、浜松科学館内を見学しました。
最後に見学したのはいつだったかな・・・と久しぶりでしたが、大人になって子供の頃とはまた違った視点で楽しめました。

今年3月に「ヘイムズIV」がリニューアルしたということで、早速コンテンツの中の「U4:ユーフォー」を使用しながら見学しました。



「U4:ユーフォー」とは、館内の展示品の解説を行う小型展示案内端末で、こんな手のひらサイズなんです。



タッチパネルに端末をあてるとわかりやすい解説やクイズで教えてくれます。私たちが小学生の頃にはなかったな~と年を感じつつ・・・先端技術で工夫された案内で訪問した皆さんがより楽しく学べそうですね♪



常設展示は、力、音、光、自然、宇宙、エレクトロニクスの6つコーナーにわかれ、それぞれの分野についてわかりやすく面白く科学の不思議な世界に誘ってくれます。



さまざまな形で科学を語りかけてくれる浜松科学館。イベントや講座なども定期的に開催しているので是非チェックしてみてくださいね!

浜松科学館HPへ


【リポート】浜松科学館へ行ってきました。~前編~(2010-04-15)
浜松科学館プラネタリウム「ときめきら」にて、現在投影中の「HAYABUSA BACK TO THE EARTH~私たちと宇宙をつないだ探査機~」を見てきました。

(番組公式HPへは、バナーをクリックして下さい☆)


臨場感溢れる映像と「はやぶさ」のストーリーにRAIN房スタッフ全員感動しました!また、流れる音楽に不思議と癒され、とっておきの時間となりました。
長い間宇宙の旅に出ていた「はやぶさ」が、地球に帰り私たちに一体どんな事を教えてくれるのでしょう。無事に帰ってきてほしいですね、楽しみです。
平日のみならず、土日も公開しています。是非大人の皆さんもこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。おススメです♪
上映日時等の詳細は、浜松科学館HP内「プラネタリウム」をご覧下さい。【こちら】

◇「はやぶさ」とは?◇
「はやぶさ」は2003年5月に日本から打ち上げられた小惑星探査機です。「はやぶさ」の任務は「イトカワ」という名の小惑星に向かい、その表面の岩石を採取して地球に持ち帰ることです。


浜松RAIN房ネットワークが袋井市・森町まで拡大しました。(2010-04-01)
静岡県遠州地域の特性をより活かしたネットワーク作りのため、今年4月新たに「袋井市」「森町」と連携を結びました。

今後もよりよいネットワークのために、さまざまな機関と連携し活動を進めていきたいと思います。




天竜浜名湖鉄道㈱へ行ってきました。(2010-03-18)
今回は、皆さんにもお馴染みの天竜浜名湖鉄道㈱へ行ってきました。天竜浜名湖鉄道は、天竜を中心として東は掛川、西は新所原までを走り結んでいます。


天竜二俣駅には、国鉄時代に建造され今もなお現役で稼働中の転車台があります。こちらは一般公開をしていますので、是非皆さん足を運んでみて下さいね♪
詳しい内容は天竜浜名湖鉄道㈱ホームページをご覧下さい。(コチラ



趣ある駅舎も残っています。

階段を上っていくと…

まるで学校の教室のような部屋が。木の造りと窓から入るやわらかな光からなんとも言えないぬくもりを感じました。


皆さんもお出掛けしてみませんか??美しく豊かな自然に沢山の発見があるかもしれません。



ロボットコンテスト&浜松RAIN房ものづくり教室のリポートです♪(2010-02-25)
平成22年2月21日(日)にアクトシティ浜松展示イベントホールにて、静岡大学工学部1年生全員による「ロボットコンテスト」が開催されました。同時開催として、浜松RAIN房参加機関による「ものづくり教室」と「浜松RAIN房支援事業の成果パネル展示」を行いました。

◇◇ロボットコンテスト◇◇

開会式



ロボットコンテスト開始前の最終チェック。



8テーマ別チーム対抗で競い合うこのロボットコンテスト。1年間のものづくり実習の成果として最後2ヶ月をかけた作品には、それぞれのアイディア・工夫が光ります。ロボットの動作で歓声が沸いたり、息を呑んだり。真剣な眼差しで向き合う学生の姿がとてもいいなぁ!と思いました。来場された皆さん、お気に入りのロボットはありましたか??



閉会式




◇◇浜松RAIN房ものづくり教室&浜松RAIN房支援事業成果発表展示◇◇

同時開催として、浜松RAIN房参加機関によるものづくり教室4種類を行いました。
(様子は写真(下)をご覧下さい。)
また浜松RAIN房支援事業成果をパネル展示にてご紹介しました。来場者の皆さんに浜松RAIN房の活動をより知っていただく良い機会になったと思います。足を運んでいただいた皆さん、ありがとうございました!これからも「ものづくり・理科」の楽しさをより身近に感じていただけるよう頑張ります。

①二足歩行サッカーロボットを動かしてみよう!
 (NPO法人 浜松ものづくり工房)

浜松RAIN房スタッフも操縦体験をしてみました!押すボタンによってロボットの動作が変わってとても面白かったです。短時間でボタン機能を把握することが出来ず、動かすのに精一杯だなと感じていたその時!!隣に慣れたような手つきで涼しい顔をして操縦する男の子が。うーん、少しくやしかったです…



②ほんとうによく飛ぶ紙飛行機教室
 (静岡大学工学部 ヒコーキ部)

昨年のロボットコンテストでも実施したこちらの紙飛行機教室。今年も大人気でした!
静岡大学工学部ヒコーキ部は、鳥人間コンテストへの参加実績歴があるんですよ。大学生のお兄さんやお姉さんが優しく丁寧にわかりやすく教えていました。上手に飛ばせたかな??



③アフリカンビーズでストラップを作ろう
 (KOSEIキッズクラブ)

アフリカのビーズを使ってストラップを作るこの教室は、老若男女問わず楽しめる内容です。昨年のテクノフェスタでも好評で、色とりどりのビーズと紐を自分で選んで、編みこんでいきます。編み目がDNAの構造と関係していることもまた面白い発見です!



④偏光アート教室~オリジナルしおり作り~
 (青空偏光観測会)

浜松RAIN房ではお馴染みの偏光アート。無色透明のセロファンを二枚の偏光板に挟むととてもキレイな色が出ます。身のまわりに出たセロファンゴミの中に、世にも素晴らしい色が潜んでいるかもしれません。是非皆さんもチェックしてみてくださいね。





Vol.4 中桶 悟光さん

プロフィール

中桶 悟光(なかおけ のりみつ)

1938年 広島市生まれ
静岡大学工学部電気工学科卒、物理教官となる。原子物理・半導体・固体物理・アークプラズマ物理などの研究を経て、2001年退官。57歳の時に彩雲を偶然見たこと、そして61歳から登山を始め山に向かう車窓のUV膜に偏光虹が見えたことをきっかけに、偏光虹の虜となり3年間の理論研究と7年間の観測研究生活を送る。現在も研究を継続し、1年程前より浜松RAIN房の人材育成を目的とした「偏光アート」を開発して偏光アート教室を開くなど幅広い活動を行っている。現在、青空偏光観測会 代表。

[ブログ]    
http://norikopola.sienta.jp/
[青空偏光観測会ホームページ] 
http://www16.tok2.com/home/aozorahenkou/

「偏光アート」の誕生

10年以上前に彩雲と偏光虹を見たとき、なぜかこの現象を解明しなくては!という使命感に駆られました。それはまるで天からのお告げのような感覚。(笑)そこから一日も欠かさず研究を続け、青空偏光を観測する条件などが分かってきました。
そんな最中、浜松RAIN房から子供にもわかる教材作りの依頼があり、今までの研究から色偏光(偏光が色づく現象)に着目して「アート」という形の内容を取り入れることにしました。
偏光の理論だけだとちょっと難しい。でもアートの要素を加えることで、子供たちが楽しんでものづくりに取り組み学べるだろうと思い「偏光アート」が完成しました。


自分でものをつくる

偏光アートは、自分で好きな図案を描きセロハンを切り取り、偏光板に挟むだけで完成、とっても簡単です。無色透明のセロハンからは彩り鮮やかな色が出て、組み合わせ方や形も自由なので、世界に一つだけのオリジナルの作品を作ることが出来ます。

偏光アートを開発する時、ただの与える学びではなく自分で考えて自分でものをつくる学びにしたいと思っていました。どんなに下手でも失敗したとしても、自分でつくるものには、それぞれの感性が込められるからです。
実際に作品づくりに夢中になる子供達の姿を見て、偏光アートを開発して良かった!!と、とても嬉しくなりました。


地球を救う!~全国、世界へ~

私の研究、青空偏光は空を見ることから始まります。それは大気汚染で毎年300万人が亡くなっている現状を知り救う術を考えるきっかけになります。
大気汚染の状態を調べるために、世界中を飛び回って空を観測してきました。世界一美しい空はオーストラリアのパースで、地平線まで真っ青でした。

そんな地球環境を守るという一人一人の意識を高めるきっかけとして、「偏光アート」が全国、全世界へと普及していけたらと思います。その第一歩として今後は偏光アート教材キットを全国販売する予定です。又、私も年寄りですので(笑)偏光アート指導員を養成して後継者を増やしていきたいと思います。


まさかづくし、です

山登りを始める前は、まさか自分が山登りをするなんて思ってもいませんでした。しかし、それがきっかけで偏光虹に出会い、今度は偏光アートを開発するなんてそれこそ思いもよらないことで…偶然の重なりによって今日まで来(てしまい?)ました。(笑)

偏光アートを開発してから、偏光アート教室の実施、新聞・雑誌・ラジオなどで話題として取り上げられ、青少年のための科学の祭典・全国大会や大学サイエンスフェアなどにも出展するなどの今年一年の活動も、まさかまさかの連続。
自分自身にもまだまだ未知な世界が広がっていると感じました。皆さんにも、きっと誰にも想像つかない発想が眠っているかもしれません。無からの始まりは、楽しいものですよ!



あとがき

「暇つぶしで始めたことだよ。」と偏光の研究について笑いながら話す中桶先生。(“先生”とRAIN房スタッフはいつも呼んでいます。)とは言っても、偏光虹とのビビビっときた出会いから、10年以上にも及ぶ研究と現在の偏光アート教材開発まで、情熱なくしては決してここまで辿りつけることは出来なかったと思います。先生は、来年1月に72歳のバースディーを迎えます。トレードマークのファッション?「半パンスタイル」と小走りで元気に駆ける姿は、まるで先生の研究人生を映しだしているかのようです。


「音の科学」講演会~音と生体~へ行ってきました。(2009-12-25)
(独)科学技術振興機構主催「音の科学」講演会~音と生体 聴く音×効く音~が12月18日(金)アクトシティ浜松研修交流センター音楽工房ホールにて行われました。

「音と生体」をテーマとして、不快な音を科学や混在した音から聞きたい音のみを取り出す技術、また立体音響と音場再現システムや音による動物制御の可能性といった内容で、若手の先生方によるお話とデモンストレーションはとてもわかりやすく、あっという間の2時間でした。



4講演の内1講演は農学からのアプローチで(3講演は工学系)興味深いお話を聞きましたのでここに紹介したいと思います!
「牛にモーツァルトの音楽を聞かせると乳量が増える!?」については、モーツァルトの音楽ではなく、音そのものに牛が条件反射しその一側面であるということ、そして牛と接する人がモーツァルトの音楽が好きな場合、作業性が上がるということで、モーツァルトの音楽に限らず、好きな音楽なら演歌でもJ-POPでもロックでも何でも良いということでした。

日常に溢れる音と生体について、今までとは違った視点で考えさせてくれるとても素晴らしい講演会でした。講演後の活発な質疑応答の様子からも、参加者の皆さんは充実した時間を過ごされたのではないでしょうか。





講座「未来の科学者を育てる~浜松RAIN房の挑戦~」のリポートです。(2009-12-18)
12月12日(土)に、静岡大学創立60周年記念 静岡大学・中日新聞連携講座「くらしをひらく最先端」にて浜松RAIN房による講座を行いました。テーマは「未来の科学者を育てる~ものづくり理科地域支援ネットワーク・浜松RAIN房の挑戦~」で、浜松RAIN房を率いる藤間教授による講演と、参加者の皆さんに浜松RAIN房の活動から生まれた「偏光アート」でしおりを制作していただきました。



浜松RAIN房のコンセプトの一つに「本物に触れ、本物をつくり、本物を知る」というものづくり・自然科学の基本があります。
今回、参加者の皆さんには完成された偏光アートをただ見ていただくだけではなく、実際に偏光アートを制作していただきました。色を選び、形を考え切り取り、初めての取り組みですから当然わからないこともあるわけで、質問したり理解しながらオリジナルのしおりを完成させました。
「自分で考えて確かめて工夫する」ということは、本来の「科学する」という姿です。皆さんも身近な小さな事から、沢山科学して下さいね。


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